暗譜

日曜日は、大人の生徒さんのレッスンがあります。

今日の練習曲は、シューマンです。

 

シューマンと言えば、奥様のクララ・シューマンも有名な方ですよね。

「クララ・シューマン 愛の協奏曲」という映画ではロベルト・シューマンとヨハネス・ブラームス、二人の天才に愛されたクララの生涯が描かれていましたが、とても才能あふれる意志の強い女性という印象を受けました。

 

 

彼女が定着させた2つの習慣があります。「暗譜」と「楽譜に忠実」です。

 

彼女の名言に「ロベルトは、意味のない符号、休符あるいは付点を書いた事がありません。ですから書いてある通りに弾いて下さい。優れた洞察力を持つ人にとって必要なもの全てが、その楽譜には書かれています。」とあります。

 

学生時代よく言われた言葉です。

作曲家が書いた音符や休符にはすべて意味があるので、書いてある事を見落とさず楽譜通りに弾くことが大切なのだと。

 

そして、コンサートで暗譜をして演奏する習慣を作ったのもクララ・シューマンです。

暗譜が広まった理由に「かっこいいから」とあります。

これが今までずっと定着しているのです。

んー、この習慣は良かったのかな。